クレジットカード会社は、会社毎に毎月の締め日や引き落とし日が異なっています。
例えば、ポイント還元率が高く、人気の「漢方スタイルクラブカード」は毎月末日が締め日、翌月27日が引き落とし日となっていますが、 「アメックス」は毎月20日締めで支払いが翌月10日（一部21日か26日）とバラバラ、特殊な例では「SBIカード」、これは締め日や引き落とし日を自分で自由に設定できます。
このように各社締め日も引き落とし日も違うので、複数のクレジットカードを持っている方は、それぞれの締め日や引き落とし日をしっかり確認して、支払日に間に合うように備えておかないといけません。
よくある質問に「クレジットカードの締め日が休日の場合どうなる？」というものがありますが、締め日が休日でも祝日でも平日と同じ扱い何も変わりありません、リアルタイム決済なら即日で余力を使い反映でしょうし、ＰＯＳ等の伝票方式ですと、加盟店から月末に処理されて一度に請求がくるという感じでしょうか、ガソリンスタンドとかETCを使うとそうなりますよね？
また、引き落とし日が土日・祝日と重なった場合、カード会社の翌営業日(土日・祝日の次の日)に引き落とされます。また、利用したお店によっては伝票をクレジットカード会社に届けるタイミングが遅く、利用した分が次の締め月に確定し、引き落とされるタイミングも次の月にズレることもしばしばあります。
よくある話なのですが、クレジットカードの引き落とし口座と給与振込の口座を別に設定している方は注意が必要です、うっかり引き落とし口座に入金し忘れた、残高がない、ということになりがちです。
万が一、口座引き落としに間に合わなかった場合は、必ず1秒でも早くカード会社に電話して、軽く謝罪して、どうしたらよいか聞いて下さい、前回引き落としが出来なかった時に再引き落としだったので、今回も黙って再引き落としを待とうと言うのは最悪です、きちんと連絡をしましょう。
引き落としが出来なかった場合の対応もクレジットカード会社によってバラバラです、約半月後に口座から引き落とされたり、コンビニの支払い用紙が送られてきたり、すぐにカード会社指定の口座に振り込んで下さい、など対応が違います。
クレジットカードの支払の引き落し日の当日、多くは午前中に引き落しできなかった場合でも、午後にもう一度引き落しをかけるカード会社もあり、 口座からお金を引き落とす時間・回数は金融機関（銀行・郵便局）によって変わります。
引き落としを午前中に一回しかしない金融機関や、引き落とし日になった瞬間に一回、引き落とし日の日付が変わる瞬間に一回もう一度引き落とす銀行、当日入金した瞬間に引き落としする銀行など様々です。
また、よく勘違いされる方が多いのですが、引き落とす時間や回数は、カード会社ではなく銀行側の設定の問題で、カード会社はいつ、何回引き落としされるのか正確には分かりません。
カード会社からしたら、「引き落とし日の前日には口座にお金を用意しててね」と言ってますので。 自分のクレジットカードの引き落とし時間を知りたいのであれば、引き落とし設定している自分口座の銀行に「◯○○カードの引き落としの時間、回数を教えてほしい」と問い合わせると教えてくれたりします。
1度の支払いに遅れたからといってブラックリストには載りませんのでご安心を、支払いに遅れたからといって一発アウトにはなりませんが、支払忘れに気付いた時点で必ずすぐにカード会社に連絡をしてください。
一回の支払い忘れなら、多くの人がしていますから。 ただし、引き落としが何度もできないときは、カードの利用を停止され、その記録が個人信用情報機関に載ってしまうことがあります。
そうなると返済をしたとしても、今後のカード与信（増枠やカード更新）に影響が出たり、別のクレジットカードを作ることが難しくなる可能性が高くなります、遅れても払えばいいやという考えはクレジットカードには通用しません。
クレジットカードの締め日・引き落とし日一覧
[credit]