長年クレジットカードのコールセンターで働いて様々経験を得ました。そんな私がクレジットカード会社側の視点で書いてるサイトです。

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クレジットカード会社の社員が語る在籍確認の考え方

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私が家業の司法書士を継いでクレジットカードのコールセンターの勤務を辞めてしばらく経ちますが今でも当時お世話になったクレジットカードの社員さま達とは交流があります。

そのおかげで現在クレジットカードのコールセンターに勤務していなくてもクレジットカードを運営する側の話が聞けます。

そこで私はクレジットカードの申込が年間を通じて一番多くなる春を前に各クレジットカード会社の在籍確認について何か対応に変化があったのか各クレジットカードの社員さま達にお聞きしました。

というのも、私がクレジットカードのコールセンターに勤務していた時「在籍確認」という作業に結構な時間と人を取られていた為にクレジットカード会社側はコスト削減の為になるべく在籍確認をしないように仕組みを変えていってました、以前は絶対に在籍確認はしてたものですが。

また、最近は個人情報保護の観点から在籍確認を行っても勤務先から「お答え出来ません」と一蹴されるケースが増えています。

ではそれらを踏まえた上で最近のクレジットカードの在籍確認はどのようになっているのか?各クレジットカード会社の社員さまから直接お聞きして、当然細かい部分ではクレジットカード会社ごとに運用が全然違いますが、各クレジットカード会社とも共通してるなと思うものをまとめてみました。

最新版 クレジットカードの在籍確認の考え方

・審査の時に個人信用情報を参照した際に何も載ってない「真っ白な人(ホワイトな人)」は在籍確認をする。

・審査の時に個人信用情報機関を参照した時にキャッシング歴があると判明した人には在籍確認をする。

・既に手持ちのクレジットカードが5枚以上の場合、属性(年収や地位)がよくないと在籍確認をする。

・その人のクレジットヒストリーや属性がよい場合、要するにクレジットスコアが高い場合、在籍確認はしない。(特に新社会人の影響でクレジットカードの申込が多い3月・4月・5月は )

・基本的に職業欄にパートや派遣と書いてある場合には会社じゃなくて携帯にかける(※個人情報保護の観点から派遣元に在籍確認を拒否される場合が多いから)

以上が最新のクレジットカード会社が考える在籍確認の考え方になります、今後の申込の参考にしてください。

また、上記の項目に付け加えますと最近では株やFXの専業トレーダーも増えてきた影響でいわゆる「無職」の方の申込も増えてるそうです。

いわゆるステータスの高いクレジットカードは当然「無職」では無理でしょうがステータスの低い、いわゆる低属カードでは無職の方でもクレジットカードの審査に通すケースが増えてきてるそうで、それだけ今はクレジットカードの顧客争奪戦が激化してると言うことです。


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