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クレジットカード利用限度額の増枠のコツとは

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私がクレジットカード会社のコールセンターで勤務してきた経験から、クレジットカード利用限度額の増枠のコツとはなんであるかを今日は解説します。

 

クレジットカードを新規取得されたのはいいが、ショッピング枠の利用限度額がなかなか増枠されなくて困ってる人も多いんじゃないでしょうか?

 

そもそも発行時に設定されたショッピング枠というのはそのクレジットカード会社があなたを信用できる額に相当します、そこからきちんと毎月クレジットカードを利用して支払いを続けてそのクレジットカード会社内での信用を積み上げていかないといけません。

 

基本的にクレジットカードの増枠というのはクレジットカード会社の途上与信の過程で行われます。

 

その途上与信時に個人信用情報も見られ、常識を超えた頻度で他社を何枚も申込をかけてないか、他社で延滞がないか、そして利用者が社内のスコアリング的に増枠するに値する属性であるかどうかを総合的に判断され自動増枠するものです。

 

ショッピング枠の利用限度額の増枠のコツとはなにか?

それは、「設定されたショッピングの利用限度枠一杯利用する事」と「毎月支払いを1日も遅れずに支払う事」とです。

 

例えば、ショッピング枠が30万円で発行されたカードがあるとします、これを増枠につなげたいなら利用限度枠の半分の15万円を目標に月々の生活費の支払い、携帯の料金、プロバイダー料金、代公共料金の引き落としなど、様々な支払いをすべてクレジットカードに切り替えてあげることです。

 

利用限度枠が30万円で毎月30万円の買い物をするよりは、毎月15万円を公共料金を含めて日々の生活していく上で必要なものをクレジットカードで引き落とした方が、クレジットカード会社的には「このカードを利用をしてくれてるんだな」と判断し、途上与信で増枠されやすい傾向を見てきました。

 

何故半分なのかというと、毎月公共料金や携帯料金、生活費などのの引き落としに使い枠の半分で収めていると、1月の利用15万円でした、2月の利用も15万円となると、1月分の引き落としを2月にするまでにに自然と枠一杯の30万円を常に使ってる状態になるからです。

 

このようになると普段の生活費全般で枠が埋まって、家電や旅行で使いたい時にどうしても使えません、この状態が一番増枠されやすいわけです、当然支払いの遅れなど一切ない事が条件ですが。

 

クレジットカード会社は手数料商売です、きちんと支払ってくれるお客さまであれば、普段の生活費で枠が埋まってしまうのならたまにの遊興費の為にも枠を広げようとするのが普通です。

 

途上与信からの増枠は自動でする事もあるのですが、審査部の人間の目を通す場合もあり、普段どんな使い方をしてるのか明細をチェックしてるクレジットカード会社も多数あるます、ショッピング枠の増枠というのはリスクを背負いますから当然見られます。

 

クレジットカード会社の本音はどんどん利用してもって、加盟店から手数料収入をどんどん受けたいのです、先にも言いましたが手数料商売ですので。

 

しかし利用限度枠を与え過ぎると使いすぎとされる場合が多々ありますので、そこはクレジットカード会社各自方針は違いますが、増枠には慎重になります。

 

あなたのそもそもの属性(どれだけ収入のある人なのか等)を見て、このような使い方をしているのなら、ここまで枠を出してもいいだろうと定期的に途上与信を行ない判断をしてます。

 

私の経験上、「設定されたショッピングの利用限度枠一杯利用する事」と「毎月支払いを1日も遅れずに支払う事」事で自然に増枠されやすいクレジットカードの名前を挙げてくと、OMCカード、三井住友VISAカード、セゾンカード、ジャックス(漢方スタイルカード、リーダーズカード、エクストリームカード)、ニコスカードとなります。

 

基本的にあなたからクレジットカードの増枠申請をしない方がいい理由

気を付けたいのは増枠の申請というのはクレジットカード会社側がしてくるものであって、基本的にあなたが「増枠申請」をしない方がいいということです。

 

どのクレジットカード会社も基本的に「増枠申請」ができますが、この増枠申請をしてしまうと入会時と同等の審査を受けてしまいます、この時に増枠の審査に落ちてしまい、カードも利用停止になってしまうケースも珍しくありません。

 

増枠申請という項目がそのクレジットカード会社の会員ページであるのにいざ増枠申請をしたら利用停止になったという笑えない話はステータスの低いクレジットカードでよく起こります、ステータスが普通の会社ならただ、増枠の申請は見送りで済みますがステータス性の低いかクレジットカードはそうはいかない事が多いようです。

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※クレジットカードのステータスについては
クレジットカードのステータス格付けランキング」をご覧下さい

 

また、ここが一番のポイントなのですがリボ天状態(リボ枠を設定枠一杯に使ってう状態)で増枠申請をしては絶対に駄目です。

 

今やリボ払いをしてくれるお客さまはクレジットカード会社にとって一番の収入源で大事なお客さまなのですが、リボ枠を一杯に使ったまま増枠申請をしてくるということは、何かお金に困ってそろそろ危ないなと勘ぐられて、高い確率で利用停止に追い込まれます。

 

リボ天で増枠をしたら駄目なのはステータスが高い低いは関係のない共通事項で非常に危険な行為ですのでリボ枠使い切っての増枠申請だけはやめておきましょう。

 

また、初回発行時にショッピング枠が5万円、10万円の方が延滞せず枠一杯を毎月使っているのになかなか増枠されないと困るケースもあります。

 

基本的にクレジットカード会社に利用限度枠が30万円以下で発行された方は、そもそもクレジットカード会社にあまり信用されてないと思っておいた方がよいでしょう。

 

初回発行利用限度枠30万円以下の発行というのはいわゆる「温情発行」と言って否決するにも、クレジットカード会社も営利法人ですから、顧客数は増やしたい、しかし通常の枠を与えるものこのお客さまには怖いから最低の枠で取り敢えず発行しておこうと判断された方です。

 

ですから通常3ヶ月や半年で増枠されるクレジットカードであっても、その方は一定期間、システム的に抽出される増枠可能のお客さまの対象外となってる場合が多いのでなかなか増枠されないわけです。

 

ですからショッピング枠が30万円以下の方も基本的に自分んで増枠申請はしない方がいいと思います、そもそも温情発行ギリギリで審査に通過したわけですから、新規高仕込みと同等の審査を受けるような増枠申請を受けると、再度利用そのものの審査されて、やっぱりこのお客さまはやめておこうとのキッカケ作りにされてしまします。

 

初回発行の枠が少ない方はとにかく枠が欲しいでしょうが、初回発行枠が30万円以下ということは、残念ながらクレジットカード会社から見れば低属性と見られてしまっているので、きちんと使って支払いも怠らず、クレジットカードの利用限度額が増枠されるのを待つ必要があります。

 

きちんと利用して延滞もなければ、いつかはキャンペーン等で自動で増枠されるものです、信用を得るまで地道に頑張りましょう、きっといつか増枠され、そしてさらなるステータスの高い、利用限度額が最初から高いカードを利用できるようになります。


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