ハウスカードとは、発行する企業やグループ内でのみ利用する事が出来るクレジットカードで百貨店、スーパーマーケット、石油チェーンなどで導入される場合が多い。
しかし、クレジットカードを特定の店舗・チェーンのみの利用に限定するとカードの利用金額も限定されたものになるため、近年では国際ブランドと提携したクレジットカードに切り替える例が増えている。
しかし、発行する企業やグループ内でのみ利用する事が出来るハウスカードとはいえ、個人信用情報機関としてCICやJICCに加盟している所もあり、クレジットヒストリーの全くないがゆえにクレジットカードの審査に落ちてしまう方には携帯端末の分割審査と同じくらい審査のハードルが甘いトカードとなっている。
ハウスカードを取得後、きちんと一定期間(半年以上)利用した後であれば、そのハウスカードの国際ブランド付きへとグレードアップが可能な場合もあり、全くクレジットヒストリーがない方には携帯端末の分割と同様、ハウスカードから信用情報を育てる事から始めたい。
以下が現在発行されているハウスカードと加盟している個人信用情報機関との関係である。
ハウスカードとその加盟個人信用情報機関
個人信用情報機関としてCIC/JICCに加盟
・東武カード(ハウス) - 東武カードビジネス
・コスモ・ザ・カード(ハウス) - セディナ / コスモ石油
・JR東海「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード - セディナ / 東海旅客鉄道
信用情報機関としてCICのみ加盟
・紀ノ国屋メンバーズカード - 紀ノ国屋
・井筒屋ウィズカード - 井筒屋ウィズカード
・日産カード(ハウスカード) - 日産フィナンシャルサービス
・パナカード - 住信・パナソニックフィナンシャルサービス
・コメリ・アグリカード - コメリキャピタル / 日立キャピタル
・CPコスメティクスカード - 住信SBIネット銀カード
・PiTaPaベーシックカード - スルッとKANSAI