ダイナースから「ANAダイナースプレミアム」という提携カードが出ています、格好いい券面ですね。
しかし年会費は155000円(税抜)、まぁ一般の方にはほぼ関係のないクレジットカードです。
しかし、世の中にはただでさえ審査難易度が高いダイナースのレギューラーカード(クラシックカード)を持ちつつ、更に上級カードの位置づけにある「ダイナースプレミアム」のインビテーション(招待)を待っている方がいらっしゃいます、そんな方には結構関係のあるカードなんです。
実際「ダイナースプレミアム」というカードはこのサイトの審査難易度ランキングにも掲載しているように誰でも申込できる申込制ではなく、ダイナースのレギュラーカードを持っている方の中からインビテーション(招待)されての申込しか入手方法がありません。
クレジットカード審査難易度ランキング、偏差値一覧(2014年最新版)
ただダイナースのレギュラーカードを長く持っていてもインビテーションがくるものでもなく、年齢や役職、年収、過去の利用実績など色々な条件が内部基準をクリアされた方のみインビテーションが送られてきます。
だからダイナースレギュラーを持ってる方の中にはどうにかして「ダイナースプレミアム」を持てないか?裏技はないのか?と考える方が少なからずいらっしゃいます。
そこで今回は少し遠回りになりますが、ANAとの提携カードである「ANAダイナースプレミアム」を取得することで、プロパーの「ダイナースプレミアム」を取得してしまおうとする方法をお伝えします。
「ANAダイナースプレミアム」も表面上、招待制である事には変わりありませんが、実は既にダイナースホルダーである方やANAの上級会員である「ダイヤモンドサービス」や「プラチナサービス」をお持ちの方はスーパーフライヤーズカード(通称SFC)の入会を通じて「こちらから申込をする事」が出来ます。
そしてこの「ANAダイナースプレミアム」を取得してしまえば、後にダイナースプロパーが発行している「ダイナースプレミアム」に高確率で切り替えが可能なんです。
100%切り替えが出来るわけではありませんが、どうしても「ダイナースプレミアム」が入手したいと思う方であれば、ただ黙って大人しくダイナースレギュラーを持っているよりは行動をした方がいいでしょう。
ANAダイナースプレミアムを取得する
まず「ANAダイナースプレミアム」を取得する大前提として必要なのは「ダイナースレギュラー」です。
ダイナースレギュラーを持っており、尚且つ1年以上の利用実績があればダイナースのデスクに電話をして「ANAダイナースプレミアム」の申込書を送ってもらえます。
ただこの際に過去の利用があまりに少ない方にはオペレーターから「現状(現状の利用実績)では厳しいと思われますので申込書をお送りできません」とハッキリお断りされたりします。
ではダイナースレギュラーを持っているのに申込書申請の段階でお断りされた方はどうしたらいいのかというと、とにかくANAの上級会員になってスーパーフライヤーズカード(SFC)経由、すなわちANA経由で申込をするしか方法がありません。
※もしダイナースに電話して申込書を取り寄せた上で審査に落ちた方はSFCを取得していても申込期間を半年開けて下さい、じゃないと瞬殺されます。
私の経験上、ダイナースを所持しており、なおかつANAの上級会員になってスーパーフライヤーズカードを申し込めるようになって「ANAダイナースプレミアム」の審査に通らなかった方を知りません。
基本的にダイナースレギュラーを所持(1年以上)していて、ANAの上級会員(SFC)であれば「ANAダイナースプレミアム」の審査には落ちないはずです。
逆に言うとダイナースレギューラーを持ってないとかなりハードルが高いと考えて下さい。
どのくらいANAに乗ったら上級会員になれるのか?と言う疑問は他のサイトにおまかせしますが、おおよそ年間50万円分くらいでしょうか、それくらい費用がかかります。
※毎年1/1~12/31の間のANAの利用実績で判定されます。
要するにダイナースのクラシックカードであるダイナースレギュラーを所持していないと、この話はどうにもなりません。
ここで「ANAダイナースプレミアム」の審査を通過するポイントをまとめてみます。
- ダイナースレギュラーを所持してる事(1年以上の利用+利用額が毎月0円になることがないこと)
- ANAの上級会員であること(SFC)
- 上記の状態でANA経由(スーパーフライヤーズカードを経由して)申込をする
この条件を満たせば「ANAダイナースプレミアム」の審査は落ちることはほぼないでしょう。
そしてめでたく「ANAダイナースプレミアム」を入手したらそこから半年~1年はきちんと利用してダイナースのデスクに電話をしてプロパーの「ダイナースプレミアム」に切り替えたい旨を伝えれば高確率で切り替えをしてます。
ただ、プロパーの「ダイナースプレミアム」と提携カードである「ANAダイナースプレミアム」はサービスの内容がほとんど変わりませんので、ANAの上級会員になる修行をしてる間に飛行機好きになった方はそのまま「ANAダイナースプレミアム」のままでもいいと思います。
また、お金が余って仕方ない方は「ダイナースプレミアム」と「ANAダイナースプレミアム」の2枚持ちでもいいでしょう、合計で20万円を超える年会費ですが。。